平成29年度デザインパテントコンテストで本校物質工学科生が優秀賞受賞
2018年3月12日、東京都千代田区丸の内、JPタワーホール&カンファレンスホールにて、平成29年度パテントコンテスト及びデザインパテントコンテスト表彰式が執り行われました。
同日午前10時より東京都霞が関、特許庁にて審査の流れや先行調査方法などの説明を受け、審判廷を見学しました。午後1時30分より、工業所有権情報・研修館の三木理事長の開式の辞より始まり、宗像特許庁長官、佐野文科省科学技術・学術政策局長そして、渡邉日本弁理士会会長のお祝いの言葉を頂戴し、パテントコンテスト並びにデザインパテントコンテストの表彰式が行われました。今回のコンテスト選考委員会委員長は宇宙飛行士として2度宇宙へ行かれた日本科学未来館館長の毛利衛さんでした。
本校(校長:角田範義)からは、物質工学科5年生の建畠和真君・中本紬さん・森川千鶴さんが共同創作した「ビーバー充電器」が、デザインパテントの優秀賞を受賞しました。506件の応募作品の中から32件の優秀賞が選考された、6.3%の合格率でした。文部科学省・特許庁・日本弁理士会そして工業所有権情報・研修館が主催している全国規模の知的財産としてのコンテストとして唯一であり、レベルも高いコンテストです。
パテントコンテスト(特許)は過去に専攻科生が入選したことがありますが、今回のデザインパテントコンテスト(意匠)、工業デザイン部門での優秀賞獲得は、本校では初めての快挙です。美術系の授業がない中、優れたデザインセンスで今回3名の学生たちの作品が優秀賞に選ばれました。
コンテストの優秀賞を獲得すると、特許庁への意匠出願や意匠登録手続き費用はすべて主催者側が拠出してくれます。3名の学生たちは創作者(デザイナー)〈特許の場合は発明者〉として特許庁の意匠データベースに登録されます。
校長との記念撮影 (左から後藤教授(指導教員)、中本さん、建畠さん、角田校長、森川さん) |
表彰式の様子 |
会場での記念撮影の様子1 |
会場での記念撮影の様子2 |