公開講座「身近な色素から太陽電池を作ってみよう!」開催

2018年9月12日

 本校(校長:角田範義)の生物応用化学科は、平成30年8月4日(土)に色素増感型太陽電池と呼ばれる新型太陽電池に関する公開講座を行いました。今回は、和歌山県内の中学校1~3年生19名が参加しました。講義と実験説明は生物応用化学科の綱島克彦教授、岸本昇教授、河地貴利准教授が担当し、さらに本校専攻科エコシステム工学専攻1年生2名および物質工学科5年生4名もティーチングアシスタントとして参加しました。

 まず講師より、光や色素についての説明と、色素増感型太陽電池が植物の光合成をヒントに作られていることについて説明があり、参加者は色素から発電する仕組みについて学びました。次に、にんじん、オレンジ、ぶどう、ブルーベリーのような野菜や果物、さらに海産物であるワカメやイカ墨などから好みの色素を取り出し、これを酸化チタンと呼ばれる白色の電極材料にしみこませて、自分だけのオリジナルな電極を作製しました。これをもう一枚の電極と組み合わせて太陽電池を作製し、光を当てて電圧を測定することで自分が作った電池がどれくらい発電するのかを調べました。参加者は、果物や海産物など身近な色素から発電できることに驚きながら、実験を楽しんでいました。

 なお、本講座は、日本学術振興会主催「ひらめき☆ときめきサイエンス」事業の支援を受けて実施されました。 

野菜や海産物から取り出した色素の溶液 電極を作製している様子 実験の説明を受ける参加者の様子
 野菜や海産物から取り出した色素の溶液 電極を作製している様子 実験の説明を受ける参加者の様子