和歌山高専産官学技術交流会 令和元年度定時総会の開催

2019年6月21日

 本校(校長:角田範義)では、和歌山高専産官学技術交流会(会長:上西一永氏)が、令和元年度定時総会を 6月21日(金)に御坊商工会議所を会場に開催しました。

 定時総会では、上西会長が冒頭挨拶をし、続いて角田校長による挨拶、収支報告ののち、報告会、講演会を行いました。まず、大洋化学株式会社が取り組んでおり、本校も研究・実験に協力している「屋内施設でのワサビ栽培報告」に関して同社経営企画グループの大川葵氏が講演し、数種類のワサビのコンテナ施設での栽培結果および、ソーラーパネル施設下での栽培結果を比較して説明がなされました。生育結果や質、コストの面から、今後はコンテナ施設で栽培数拡大を検討すると説明がありました。新しい取り組みとしては、電力消費削減や熱対策としての保冷パネルの導入や、害虫対策としてのテラヘルツ波の導入を検討しているとのことです。

 続いて、本校の生物応用化学科3年生の上畑季穂さんと瀧口莉央さんが、「Team Gibier」と題して講演を行いました。Team Gibierは、県内で鳥獣被害が多いことや廃棄されているジビエが多いことに着目し、ジビエ料理の商品化に向けて活動していると説明がありました。商品化するにあたっては、分析実験を行い、高圧処理による肉の硬さの変化やアミノ酸含有量からの味の変化等について研究を行っているとの説明がありました。ジビエ料理は今までカツサンドのみでしたが、今後は違う料理の開発についても検討し、また、ジビエ料理の普及活動にも努めていくということです。

講演する大川葵氏 講演する上畑さん、瀧口さん
 講演する大川葵氏 講演する上畑さん、瀧口さん