環境都市工学科で学生対象の防災講演会が開催

2019年11月21日

  本校(校長:角田範義)では、環境都市工学科(小池信昭 主任)で11月20日(水)1、2年生を対象とした防災講演会が開催されました。
 2011年(平成23年)3月11日、東北地方太平洋沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大な地震が発生しました。東日本大震災といわれるこの巨大な地震は、震度7による大きな揺れだけでなく、東北地方の太平洋沿岸は大津波に襲われ、多くの人的被害を受けました。
 環境都市工学科では、近い将来発生するといわれている南海・東南海地震の対策および被害からの復旧・復興に向けて、地震が発生した2011年以降、2014年、2015年、2016年、そして2019年に現地に向かい、被害の大きかった地域を中心とした復興の状況および防災対策について調査してきました。
 講演は、まず、辻原 治教授が地震のメカニズムや東日本大震災の地震の詳細について説明し、如何に今回の地震の規模が大きいものであったのか、どのような対策、避難をするべきであったのかなどの説明がありました。その後、三岩敬孝教授が、東北地方各地の被災地について調査してきたこれまでの復興状況や津波対策について説明があり、震災から8年が経過した現在、比較的復興が進んでいる地域もあれば、ほとんど進んでいない地域もあることについて説明がありました。
 和歌山県内出身の学生がほとんどである本科の学生達にとって、南海・東南海地震に対する対策は、自身の命にかかわることであることから東北地方を襲った津波対策について真剣に耳を傾けていました。

 環境都市工学科は、求める人物像(アドミッションポリシー)の一つに「災害から人の命を守りたい人」を掲げています。このため、防災や減災に興味を持ち、将来人の役に立つ仕事に就きたいという学生も多く、教科書による講義だけでなく、全国各地で発生する災害に対して、現地調査を行い、リアルタイムで学生達に発信する機会をこれまでも多く実施してきました。今後もこのような取り組みを続けていきます。

 

講演をする辻原教授 講演をする三岩教授
 講演をする辻原教授 講演をする三岩教授