和高専・次世代テクノサロンを開催

2020年1月14日

 本校(校長:角田範義)は、NPO法人次世代エネルギー研究所(代表:高木浩一氏)との共催により、1220日(金)に和高専・次世代テクノサロンを、「花ご坊」(御坊市)にて開催しました。

 今回は、本校の生物応用化学科 准教授 楠部真崇 氏および米子工業高等専門学校 物質工学科 准教授の谷藤尚貴 氏を講師としてお招きし、本校の綱島克彦 地域共同テクノセンター長の司会のもと、講演が行われました。

 楠部准教授は、「微生物で守る和歌山の海」と題し、自身の研究成果を発表しました。近年、減少している藻場(水質浄化や海洋生物の保全に必要な海藻の群集)を再生するために海藻の一種であるアマモの種子を埋包したバイオセメントを海中にまくことで海底でアマモが育つことや、その際に用いられるバイオセメントは微生物の力で砂を固めたものであり、海中の砂と微生物を用いているため、アマモが育った後は、少しずつ分解され、環境に極めて優しい仕組みとなっていることなどを説明しました。また、日高町沿岸でバイオセメントの沈設試験を行っていることなど、藻場再生への取り組みについても紹介しました。

 2つ目の講演では、谷藤准教授に「高専からの世界記録級モノづくり発信とその効果」と題した講演をしていただきました。まず、ギネス世界記録とはどのようなものかを解説され、申請するための手順や各地で行われた食べ物に関するギネス世界記録の事例をいくつか紹介していただきました。そして、米子高専でちくわの長さのギネス世界記録を樹立した活動について説明していただきました。ギネスを樹立したことでメディアに取り上げられ、鳥取県のちくわの消費量が増えたり大きな経済効果をもたらしたことについてのお話がありました。食べ物とギネス世界記録の組み合わせで地域の活性化ができるとのことで、その後に行った様々なギネス世界記録樹立に向けての活動についても紹介していただきました。

 途中で適宜、質疑応答が行われる形式で実施され、活発な議論や意見交換が展開されて、盛況のうちに終了となりました。 

 

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