オンライン公開講座「Marine College2020:透明骨格標本」開催

2020年6月15日

本校(校長:北風幸一)の生物応用化学科(主任:米光裕 教授)は、令和2年6月13日(土)および14日(日)に、「和歌山高専Zoom公開講座 Marine College2020:透明骨格標本」と題した公開講座を開催しました。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたウェブ会議システム「Zoom」による遠隔講座で、和歌山県内では他に先駆けたオンライン開催の公開講座となりました。講座の進行は生物応用化学科の楠部真崇 准教授が担当し、和歌山県内の小中学生16名が自宅から参加しました。

 まず楠部 准教授より、シラス(カタクチイワシ)の透明骨格標本の作製方法ついて説明があり、参加者は酵素(トリプシン)を用いて魚の骨を取り出す仕組みについて学びました。その後、酵素を溶かした溶液にシラスを入れて保温し、シラスの身を溶かすことによって骨格のみを取り出しました。さらに、各自がこれを青色染色液に漬け込んで染色しました。参加者は、酵素を用いると魚の身が溶けて骨格のみになることに驚き、また綺麗な青色に染色したカタクチイワシの標本を各自で作製しながら、実験を楽しんでいました。

 参加者からは、「オンラインでもわかりやすい説明で実験を楽しめた」、「オンラインだと自宅でも実験ができるから楽しい」、「また参加したい」、「いろいろな生物の標本も作ってみたい」等の感想が寄せられました。本校では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今後も小中学生を対象とした遠隔型オンライン公開講座・出前授業の開催を検討していきます。

 

自宅でオンライン公開講座を受講する参加者 自宅でオンライン公開講座を受講する参加者
 自宅でオンライン公開講座を受講する参加者 
 自宅でオンライン公開講座を受講する参加者                  シラス(カタクチイワシ)骨格の標本
自宅でオンライン公開講座を受講する参加者  シラス(カタクチイワシ)骨格の標本