専攻科生・東さくらさんが令和4年度加藤科学振興会研究奨励に採択!

2022年7月5日

 本校(校長:北風幸一)の専攻科エコシステム工学専攻2年生 東さくら さん(指導教員:生物応用化学科・綱島克彦教授)が、専攻科で取り組んでいる研究テーマで、令和4年度加藤科学振興会研究奨励に応募申請・採択され、令和4年6月24日(金)に都内で開催された奨励金贈呈式にて、奨励金30万円を受領しました。この奨励は、明治期から昭和期にかけて電気化学分野の学術および産業界にて活躍された加藤与五郎博士の業績を記念し、公益財団法人加藤科学振興会が将来独創的な研究に挑む意欲に富む若い学生の研究活動を奨励、支援するために創設されたものです。

 令和4年度は、日本全国から申請のあった50件以上の中から25名が選ばれ、奨励金が交付されました。交付対象者のほとんどが大学院生であるなかで、東さんは専攻科生として見事に採択されました。東さんの研究テーマは、「非対称ホスホニウム塩をゲストとする準包接水和物の創製と超分子型誘電体への応用」であり、蓄熱材料として知られている準包接水和物に、誘電体(コンデンサー)の機能を組み合わせた、これまでに例のない新しい蓄エネルギー材料の開発にチャレンジするものです。

東さんは、「自分の研究提案が評価されてたいへん嬉しいです。いただいた奨励金を研究活動に有意義に使用させていただき、今後もさらに研究を発展させたいです。」と喜びを語っていました。

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贈呈式の様子 校長報告での様子