平成28年度
卒業証書・修了証書・学位記授与式を挙行

 3月18日(土)に平成28年度卒業証書・修了証書・学位記授与式を挙行した。
 この日卒業証書を手にしたのは知能機械工学科44名(留学生1名を含む)、電気情報工学科37名、物質工学科40名(留学生2名を含む)、環境都市工学科37名(留学生1名を含む)の計158名、そして専攻科修了証書を手にしたのはメカトロニクス工学専攻7名、エコシステム工学専攻10名の計17名、総勢175名である。
 卒業にあたり、角田範義(かくた のりよし)校長が、「今日の卒業式まで、一人ひとりが勉学をやり遂げました。卒業される皆さんの約七割が公務員あるいは企業に就職し(三割は専攻科・国立大学への編入学等)、技術者として新しい道を歩むことになります。しかし、心配することはありません。卒業する皆さんは既に技術者としての基礎的な能力を身につけています。専門領域での実力も産業界から高く評価され、二十倍もの企業からの求人倍率が、産業界からの期待を表しています。自信をもって臨んでください。」「今まで、経験したこと、これから経験することは皆さんが『玄冬』を迎えるまでの羅針盤となることでしょう。」と式辞を述べた。
 また、在校生を代表して、学生会長の金川優羽(かながわ ゆう)さんが、「私達はいつか先輩方が戻ってこられた時に、和歌山高専の学生として、皆さんの後輩として恥じることのないように、和歌山高専の伝統を守り、次の世代に繋げていきたいです。」と送辞を述べた。
 これに対し、卒業生を代表して物質工学科のアハマド ファイズ イバドラフマンくんが、、「インドネシアから御坊に留学してきた際、事前に日本語をしっかり勉強してきましたが、初めて聞く関西弁や和歌山弁は難しかった。しかし先生方や友人達が優しく丁寧に教えてくれたおかげですぐに馴染むことができ、和歌山の『あたたかさ』が十分に伝わってきたと思います。」「明日から皆それぞれの道を歩んでいくのですが、和歌山高専で過ごした日々、そして出会った方々を、宝物として大切に思い、一生忘れません。」と答辞を述べ、最後にマイクを持って振り返り、「皆さん、おおきに!」と笑顔で述べた際には、式場中から笑い声と拍手が巻き起こった。
 続いて卒業生・修了生の成績優秀者6名に「柑紀賞」が、在学中に欠席の無かった22名に「皆勤賞」が贈られた。また、今年度は、研究発表や論文掲載、知的アイデア等の提案により、特別な功績があった者に送られる「学術賞」や、国立高等専門学校機構理事長から、学業及び研究において社会的に高い評価を受けるとともに顕著な業績を挙げ、高等専門学校全体の名誉を高めたとされる学生に送られる賞の表彰も行われた。
 式場には、入社式と重なって欠席となった学生の友人たちが彼の等身大パネルを持ち込み、担任に名前を呼ばれた際には代わりに返事をしてパネルを立てるなど、涙だけでなく笑顔もあふれる式となった。
 式終了後、本科卒業生158名及び専攻科修了生17名は、学生生活を振り返って別れを惜しんでいた。

       校長式辞       在校生送辞       卒業生答辞

式場の様子 卒業証書を受け取る学科代表者
卒業証書、学位記、JABEE認定書を受け取る
専攻科代表者
式辞を述べる角田校長
送辞を送る金川学生会長 答辞を述べるファイズくん
学術賞、高専機構理事長からの表彰を受ける
学生
花束贈呈