生物応用化学科 楠部真崇 准教授が
エスペック株式会社から研究奨励賞を受賞

 生物応用化学科 楠部真崇 准教授が取り組んでいる海洋微生物を用いた海洋環境に関する研究テーマに対して、エスペック株式会社より「エスペック環境研究奨励賞」が授与されました。この賞は地球環境問題の解決に向けて将来の貢献が大いに期待できる研究に贈呈されるものです。
 本研究は減少する国内のアマモ場を回復し、海洋生物の多様性に富んだ海を保全する目的で、海洋環境から単離した微生物の力を活用してアマモの順化・繁殖に繋げるための研究です。この技術は、地域固有の環境から微生物を単離し、単離した地域の海砂を使用するため、外来材料の持込みによる手法よりも環境保全に優れています。(アマモ場とは、アマモという海草が自生している場のことで、魚や小型動物の産卵・生息場所として重要ですが、近年は減少しています。)
 楠部真崇准教授は「生き物の多様性に富んだ生きた海を取り戻す事は、海洋資源を守る事を意味しています。数々の努力によって汚染が取り除かれている日本の海ですが、現在の海はかつての生命力に満ちあふれている海とは違っているように感じます。時間が掛かりますが、少しずつ取り組んで行きたいと思います。」と話しています。

受賞報告の様子