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本校学生がサイエンスキャッスル2023関西大会にて優秀ポスター賞を受賞

2023年12月22日|お知らせ

本校(校長:井上示恩)では、環境都市工学科3年生の水口詠斗さんが、12月17日(日)に大阪明星学園 明星中学校・明星高等学校にて開催されたサイエンスキャッスル2023 関西大会にて、「災害時の避難に役立つ防災杖『用心棒』の開発」というタイトルのポスター発表を行い、優秀ポスター賞を受賞しました。(指導教員:環境都市工学科・横田恭平准教授)

サイエンスキャッスルは、研究活動を行う中学生、高校生もしくは高等専門学校生(3年生以下)があらゆる分野の発表を行う場となっています。
水口さんは、防災分野において、災害時の避難に役立つ防災杖の開発について研究発表を行いました。

災害時には杖を持って避難することが推奨されている点から、杖本来の機能に加え、夜道を照らすライトや小物入れの機能をもつ杖を開発しました。
また、現在作成中ですが、避難経路や避難場所を示す指示板や災害時に自身の位置を示す機能などをつける予定で、東日本大震災の時に備えておれば大いに役立った機能かと思います。これらの機能を備えた杖が、発生が予測されている南海地震においても護衛として役に立ってほしいという願いから「用心棒」と名づけました。

主催者から、今回の受賞の決め手として、今後も一緒に研究をしたい内容かどうか、という点があげられました。今後も多くの方々を巻き込みながら一緒に研究ができれば、より良い「用心棒」が完成することを期待されての受賞かと思います。

水口さんは、「受賞できると思っていなかったので本当に嬉しいです。これを励みに、今後も引き続き用心棒の商品化を目指して活動していきます。」と感想を述べました。

本校学生がサイエンスキャッスル2023関西大会にて優秀ポスター賞を受賞

校長への受賞報告(左:横田准教授、中央:水口さん、右:井上校長)

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