公開講座「ブロックでつくる!都市計画ワークショップ」開催 2025年6月6日|イベント 本校では、公開講座「ブロックでつくる!都市計画ワークショップ」を、5月24日(土)に海南ノビノス(海南市)にて環境都市工学科が開催しました。講座は午前・午後合わせて中学生11名、保護者や見学者12名の、計23名が参加しました。 本講座は同日に開催した「土木・建設を知ろう! 環境都市工学まるごとフェスタ」の中で事前予約制の公開講座として実施いたしました。 まず、講師担当の学生から「ブロックでの都市計画体験を通して、まちづくりについて考えてもらう」という講座の目的を説明し、あらかじめ準備されたA3サイズの都市計画教材を一人1セット配布しました。参加者は教材上で自分の家を建てるならどの位置にするか。またその理由を考えるという作業を行い、津波浸水区域内だが公共施設が多く便利なエリアと津波の恐れは少ないが公共施設まで遠く不便な場所のどちらに家を建てるか考えていました。 つづいて、参加者は講師の説明に沿って、自分の家を中心とし、病院、学校といった建物を自由に動かして、自分が考える理想の都市をA3サイズの教材上で作り上げる作業を行い、同じ都市でも人によって理想の形が異なることを学びました。 参加者からは、「どこに自分の家を置くか決めるのが楽しかった。」「ブロックを使ったからわかりやすかった。」といった感想がありました。また講座を見学した保護者からも「子供が自分で考え、絵を動かし街を作っていく様子が楽しかった。」と感想をいただき、参加者・保護者ともに非常に満足いただけた様子がうかがえました。 ※本公開講座は、公益財団法人三五ものづくり財団 およびJSPS科研費 JP25H00135 の助成を受けて実施しました。 ・講座担当教員:環境都市工学科 准教授 竹村 泰幸 技術支援室 技術専門職員 森本 喬太 教材 講座の様子