きのくにジュニアドクター育成塾「何色に光るかな?-ケミルミネッセンスの世界-」を開催 2025年6月6日|イベント 本校が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する講座の一つ「何色に光るかな?-ケミルミネッセンスの世界-」が、令和7年5月24日(土)に開催され、塾生の小中学生14名が参加しました。 まず、講師の西嶋准教授から、「動物の多くは、見ること(視覚情報)によりほとんどの外部情報を得ている、『観察』することはとても大事」と説明があり、続いて光の基本的な知識と身近な発光現象について説明がありました。その後部屋を暗くして、色素溶液と活性化溶液の2液を混ぜ、色鮮やかに発光するケミルミネッセンス(化学発光)を観察、さらに、色素溶液を混ぜ、塾生オリジナル色のケミルミネッセンスにもチャレンジしました。最後にケミルミネッセンスの仕組みについて説明があり、高度な内容ながらも、塾生達は熱心に耳を傾けていました。 塾生からは、「ケミルミネッセンスの技術は、どのような分野で活用されているのか」、「この反応はペンライトと同じなのか」、といった疑問や意見が寄せられました。 また感想として、「時間がたくさんあればもっと他の色を調合したい」、「分子によって色が変わるのが不思議で面白かった」など、興味深く受講してくれたことが伺えました。 講座担当教職員:総合教育科 准教授 西嶋 政樹 講義を聞き入る様子 ケミルミネッセンス