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きのくにジュニアドクター育成塾の塾生3名が「サイエンスカンファレンス2024」にて研究発表

2024年11月7日|イベント

 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が主催する「サイエンスカンファレンス2024」が、日本科学未来館(東京都江東区)にて令和6年10月12日(土)~14日(月)の3日間にかけて開催され、本校(校長:井上示恩)のジュニアドクター塾生の中学生3名が参加し、自身の研究発表を行いました。

 このカンファレンスは、JSTが次世代人材育成事業として行っているジュニアドクター育成塾で活動している塾生による発表会で、小中学生はポスター発表、高校生はポスター発表及び選考者によって口頭発表が行われます。
 ジュニアドクター育成塾を実施している大学や高専など、全国の機関で選抜された塾生による研究や活動の結果について発表されました。(参加校はこちらを参照)

※過去のサイエンスカンファレンスはこちら

 全国から発表者が集まり、小中学生の部でポスター発表が46件行われました。
 本校からは中学1年生2名、中学3年生1名の3名が参加し、合同研究を含めた2件の発表を行いました。
 避難ゲームを作成した内容で、タイトルは、326「避難ゲームで分かった街の危険」、327「プログラミングを用いた災害時避難ゲームの作成 夜の道は危ないぞ」です(指導教員:和歌山高専 環境都市工学科 横田恭平)。この避難ゲームの過去の活動はこちらで紹介しています。

 本校からの参加となった塾生は、これまで頑張ってきた研究や活動について、多くの参加者に一生懸命説明をしました。聞いてくれている人に分かりやすく丁寧に説明している様子が伺えました。

 発表会の後に懇親会があり、本校から出場した塾生も、全国から集まった多くの塾生たちと交流しました。
 塾生たちにとって、自身の視野を広げることができ、今後の研究活動のヒントも得られた、刺激的なカンファレンスとなりました。

 今回のサイエンスカンファレンスに参加した塾生たちは、以下のように感想を述べました。

六川 寿 君
「発表を通じて、仲間や先生方と交流できたのが一番印象に残っています。ぼくはプログラミング初心者でしたが、みんなと協力していい作品を作れました。
 サイエンスカンファレンスでの発表も緊張しましたが、共同発表者の小川くんと助け合い、全力をつくせました。発表をすることで、新たな気付きや、修正をしなければならない所をたくさん発見しました。他にも、個性的な研究を聞くなど、同年代の人と交流して、勉強になりました。
 これまで支えてくださった先生そして、協力してくれた家族に感謝しています。このゲームの可能性をもっと伸ばし、地域の防災に活かしていきたいです。」

小川 志劉 君
「やはり大勢の前でしたので緊張しました。避難ゲームはできていると思っていたけど、改善の余地はまだまだあると思います。今度は乱数も入れてゲーム性をもっと高められるようにしたいと思いました。来年参加できるかどうかわからないけれど、参加出来たらまだまだ改善していきたいです。」

Mさん
「今回サイエンスカンファレンスに参加させていただいて、同じ志を持つ沢山の同年代の人達と交流できました。参加者それぞれの発表パネルを見るとたくさんの努力や試行錯誤が感じられ、自分も新たな研究のアイデアや視点を思いつくことが出来ました。今後は、今回のようなプログラミングを利用して身近な問題を解決する研究をしたいです。」

 今回参加した塾生のきのくにジュニアドクター育成塾での活動はこれで終わりとなりますが、今後も別の形で研究や活動を頑張ってくれることを祈っております。

 

 

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