本校の専攻科生・嶋田仁さんが国際会議で学生ポスタープレゼンテーション賞を受賞

2018年9月6日

 本校(校長:角田範義)の専攻科エコシステム工学専攻2年生の嶋田仁さん(指導教員:生物応用化学科・綱島克彦教授)は、平成30年9月6日(木)に日本大学津田沼キャンパスで開催された熱力学や計算科学に関する化学および化学工学の国際会議(8th International Symposium on Molecular Thermodynamics and Molecular Simulation)でポスター発表を行い、見事、学生ポスタープレゼンテーション賞(Student Poster Presentation Award)を受賞しました

 受賞者のほとんどが大学生や大学院生であるなか、嶋田さんは高専生として堂々の受賞となりました。発表テーマは、酢酸と水分などから合成される新規物質の基礎物性に関する内容であり、本校と大阪大学との共同研究で進めてきたものです(発表題目:Phase Equilibrium Relations of Semiclathrate Hydrates Based on Tetra-n-butylphosphonium Formate, Acetate, Propionate and Lactate)。本研究で開発された物質はセミクラスレート・ハイドレートと呼ばれ、海洋エネルギー資源として知られるメタンハイドレートに類似する新たな物質です。このセミクラスレート・ハイドレートの開発が進めば、メタンハイドレートに並ぶ、新たなエネルギー材料となると見込まれています。

嶋田さんは、「これまで専攻科でがんばってきた研究成果が、国際会議で評価されてたいへん嬉しいです。卒業までこの研究をさらに発展させていきます。」と喜びを語っていました。

 なお、本研究は、平成30年度和歌山高専海洋プロジェクトの一環として実施されたものです。

 校長報告での様子

  校長報告での様子