アメーバがボランティアで農道舗装工事に協力
本校(校長:角田範義)の環境・福祉ボランティアサークル「アメーバ」(代表:環境都市工学科3年 寛座光陽君)は、去る1月19日に御坊市明神川地区(中村 靖区長)で「坂東農道舗装工事」についてのボランティア活動を実施しました。
本工事は和歌山県の小規模土地改良事業(住民参加型直営施工事業)のひとつで、同地区では平成22年度から直営施行を行っています。しかし住民の高齢化に伴う工事参加者の減少を受けて、一昨年度に同地区から「アメーバ」へ協力依頼がありました。今回の活動はそれに応えたもので、今年で3回目になります。
例年より寒さが緩む中、アメーバ学生13名、教員1名、同地区住民10名、御坊市産業建設部農林水産課職員3名が工事に参加し、延長202 mに渡りコンクリートを打設しました。コンクリートポンプ車でコンクリートを圧送する方式を今回初めて用い、172 mの区間を舗装しました。配管から流れ出た生コンクリートを、担当の学生や地元の方々が道具を使ってならし、さらにコテで表面を滑らかにした後“刷毛目”を入れて仕上げるなど、参加者全員で協力し、夕方までに工事をやり遂げました。
昼の休憩時には、地元住民の方手作りのマツタケご飯と猪汁が学生達に振る舞われ、参加者全員で舌鼓を打ちました。
作業に参加した学生は、「今年はいつもより距離が長く大変でしたが、やりがいがありました」、「マツタケご飯と猪汁は本当においしかったです」などと感想を述べていました。地区の住民からも「高専の学生さんが今年も工事を手伝ってくれて、とても助かりました」、「これで農作業が迅速に行えます。来年もぜひ協力して下さい。」などと感謝の言葉がありました。
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舗装前の農道 | 舗装工事中 |
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コテを使ってコンクリート面をならす | 楽しい昼食の時間の様子 |