公開講座「ヘドロを作ってみよう」開催

2019年8月22日

本校(校長:角田 範義 )では、8月8日(木)に公開講座「ヘドロを作ってみよう」を環境都市工学科(小池 信昭 主任)が開催し、小学生4名、保護者や見学者5名の、計9名が参加しました。
 まず、講師の平野 廣佑 助教から、ヘドロ(堆積汚泥)とは何か?について説明があり、その後、用意した材料(ドライイーストとゼオライト)を用いて有機物含有率20%と設定された人工ヘドロ作成への挑戦が、手順を聞きながら行われました。 

 参加者全員が集中して作業に取り組み、全員が人工ヘドロを作り上げることができました。
 その後は、全員が作った人工ヘドロが本当に20%になっているかを確認するため、熱重量分析を実施しました。各自のサンプルを100℃と600℃でそれぞれ加熱し、その際の重量比を計算することで、有機物の量を調べました。その結果、残念ながら20%ちょうどとなるサンプルはありませんでしたが、最も近い条件で15.3%を記録した受講者が現われる結果となりました。また、この結果を公表した後に、受講者へは人工ヘドロ作成のための検量線(化学実験等で用いられる指標)を示し、20%に近づけるためには作成したサンプルよりもどれほど有機物を増やせば良かったかについても勉強しました。
 終了後のアンケートでは「ヘドロのことを知れて楽しかった」「ヘドロの中の物質が分かった」といった,ヘドロに対しての興味を持ってもらえる意見をいただけました。

 

人工ヘドロ焼成の様子 有機物の量を計算する受講者 検量線に注目する様子
  人工ヘドロ焼成の様子 有機物の量を計算する受講者 検量線に注目する様子