湯川幼稚園との保護者向け防災研修会を開催
9月27日(金)、御坊市立湯川幼稚園(上山 弘子 園長)において、本校(校長:角田範義)と連携した保護者向け防災研修会が開催されました。この企画は、湯川幼稚園から「保護者向けに身近なもので防災を考えるような研修を行いたい」との依頼を受けて、地域の防災教育にも力を入れている本校から講師を派遣する形で開催されました。
講師となった本校の吉野眞一 総務課長補佐からは、最初に「災害時に生き残るための法則」について説明がなされ、その後、それに対応するための防災グッズを身近なもので作る研修が行われました。呼吸を確保するためにキッチンペーパーでマスクを作る方法や、体温を確保するために新聞紙などを利用する方法や、明かりを確保するために油のある缶詰を利用したランタンを作る方法などについて説明がなされました。
また、災害保存食のアルファ米について説明があり、白米の場合はおかずや汁物がないと食べにくいことや、貴重な飲料水を使用しなければならないので、水以外の飲み物が手元にある場合はそれを利用するなど発想の転換が必要との話がされ、一例として野菜ジュースとコーラを利用したアルファ米を試食していただきました。保護者からは「最初はびっくりしたが、意外と食べられる」と驚きの感想がありました。
なお、防災研修会は、要望があれば今後も続けていく予定です。
※アルファ米…水やお湯を注ぐと食べられるように戻るごはんのことです。
吉野 総務課長補佐の講演の様子 | アルファ米の試食の様子 |
キッチンペーパでのマスク作りの様子 | 出来上がったマスクをつけて… |