沿革
本校は、産業界の強い要望により、中堅技術者の養成の高等教育機関として、 昭和39年4月1日に設置されました。設立時の学科構成は、 機械工学科、 電気工学科、及び 工業化学科の3学科であり、 入学定員はそれぞれ40名でした。昭和39年に和歌山県御坊市日高高等学校西館を仮校舎として開校式と第1回入学式が挙行され、 翌昭和40年に和歌山県御坊市名田町の本校舎に移転し、現在に至っています。
この間、昭和44年に土木工学科(入学定員40名)が増設されました。 また、平成5年には工業化学科は物質工学科に改組され、翌平成6年には土木工学科は環境都市工学科に改組されました。平成14年にはメカトロニクス工学専攻 とエコシステム工学専攻の2つの専攻を持つ専攻科が設置されました。平成16年には電機工学科が電気情報工学科に改組され、平成21年には機械工学科が知能機械工学科に改組されました。平成29年には物質工学科が生物応用化学科に改組されました。
現在では、4学科・2専攻、学生総数840名規模の教育・研究機関に発展しております。
(年 表)
昭和39年4月 | 本校設置、機械工学科、電気工学科、工業化学科の3学科で発足 初代校長に澤井 安洲男 任命 |
昭和40年4月 | 御坊市名田町野島77番地の本校舎に移転 |
昭和44年4月 | 土木工学科を設置 (入学定員40名) |
平成 5年4月 | 工業化学科を物質工学科に改組 |
平成 6年4月 | 土木工学科を環境都市工学科に改組 |
平成 7年4月 | 総合技術教育研究センターを設置 |
平成14年4月 | 専攻科(メカトロニクス工学専攻、エコシステム工学専攻)を設置 |
平成14年6月 | 上海電機技術高等専科学校(現上海電機学院)と学術交流協定を締結 |
平成15年4月 | 総合技術教育センターを地域共同テクノセンターに改称 |
平成16年4月 | 独立行政法人国立高等専門学校機構が設置される 電気工学科を電気情報工学科に改称 |
平成18年3月 | 和歌山大学大学院システム工学研究科と推薦入学に関する協定を締結 |
独立行政法人大学評価・学位授与機構の機関別認証評価で認定 | |
大阪大学工学部・大学院工学研究科と教育研究交流に関する協定を締結 | |
平成18年12月 | 上海電機学院(中国)と学生交流に関する協定を締結 |
平成19年3月 | 京都大学工学部・大学院工学研究科と教育研究交流に関する協定を締結 |
平成19年5月 | 専攻科が「地域環境デザイン工学」教育プログラムにより、 日本技術者教育認定機構(JABEE)の基準に適合していると認定 |
平成19年10月 | 大阪大学基礎工学部・ 大学院基礎工学研究科と教育研究交流協定を締結 |
平成19年11月 | 和歌山県教育委員会と和歌山県内工業高校との連携協力包括協定を締結 |
平成20年3月 | (株)紀陽銀行と包括的な連携協力協定を締結 |
平成20年5月 | ロボット教育センターを設置 |
平成21年4月 | 機械工学科を知能機械工学科に改組 |
平成22年4月 | 国際交流会館を設置 |
平成23年3月 | 上海電機学院(中国)と新たな協定を締結し、長期留学が可能となる |
平成25年4月 | 実習工場を改修し、ものづくりセンターに改称 一般科目の名称を総合教育科に改正 |
平成26年11月 | 創立50周年記念講演・式典・祝賀会を挙行 (講演・式典:和歌山県民文化会館、祝賀会:アバローム紀の国) |
平成27年3月 | 和歌山大学システム工学部と単位互換に関する協定を締結 |
平成27年9月 | 文部科学省 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC事業)認定 |
平成28年3月 | 紀の国大学(※)協議会単位互換制度に係る包括協定を締結 ※大阪市立大学、大阪府立大学、近畿大学、和歌山大学、摂南大学、 和歌山県立医科大学、和歌山信愛女子短期大学 |
平成28年9月 | インドネシア スラバヤ工科大学と連携協定を締結 インドネシア アトマジャヤ大学と連携協定を締結 |
平成29年4月 | 物質工学科を生物応用化学科に改称 |
平成29年9月 | インドネシア ボゴール農科大学と連携協定を締結 |
平成30年3月 | 鳥羽商船高等専門学校と包括連携協定(以下4分野)を締結 ①教育連携及び共同研究等に伴う学生,教員等の交流、 ②海洋及び関連分野に係る情報資料の提供,並びに共同研究、 ③鳥羽商船高等専門学校所有の船舶(鳥羽丸)を活用した海洋の学術研究調査、 ④災害時の相互協力 |