小学生向け公開講座「サイエンス&インダストリー」開催 2025年8月27日|イベント 本校では、技術支援室が小学生向け公開講座「サイエンス&インダストリー」を、7月26日(土)に田辺市Big・U、29日(火)に和歌山城ホールで2種類の公開講座を開催し、延べ小学生98名、保護者や見学者88名の、計186名が参加しました。 サイエンス&インダストリーは「未来の技術者を応援する楽しいモノづくり講座」というテーマのもと、多くの小中学生が身の回りの科学技術に触れ、興味をもてる機会の提供することを目的とし、2019年度より技術支援室で実施している公開講座で、今回は「ソーラーモーターカーと発電実験」「オリジナル分光器で光と虹を見てみよう」の2講座を和歌山市と田辺市の会場で実施しました。 「ソーラーモーターカーと発電実験」では現状の発電方法の紹介、手回し発電機を用いた小規模な風力発電実験を実施した後、受講者それぞれがソーラーモーターカーの作成を行いました。また完成後は、実際に太陽の下で走行確認をし、講座を通して現在の発電に係るエネルギー不足や環境の問題について講義を行いました。 「オリジナル分光器で光と虹を見てみよう」では、受講者が光を分解し観察するためのオリジナル分光器を製作し、太陽の光や様々な照明器具に含まれる色を観察しました。 また、講義後半では光の混色実験も実施し、講座全体を通して光と色の関係性について講義を行いました。 講座終了後は、受講者から「発電は知っていたけど原理や詳しいことをまだ知らなかったので楽しかった」「電気は色々なやり方で作られているんだなということが知れて、これからは電気を大切にしていこうと思います。」「太陽にはたくさんの色が入っていてそれが混ざって白になっていることが勉強になった」いう意見をいただきました。 また、講座を見学していた保護者からも「講師の話術が素晴らしく、子どもたちが終始楽しそうでした」「親子で光と色の関係性を知れて楽しかった。」といった感想をいただき、受講者、保護者ともに会場全体で講座を楽しむことができました。 本講座は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成を受け実施しました。 ・講座担当職員 :技術支援室 技術専門職員 天野 椋也 技術支援室 技術専門職員 森本 喬太 技術支援室 技術職員 谷 皓仁 技術支援室 技術職員 南出 瑞穂 技術支援室 技術職員 富山 太誠 技術支援室 技術職員 則村 史歩 技術支援室 技術職員 原池 晃平 ソーラーモーターカーと発電実験 ソーラーモーターカーと発電実験 オリジナル分光器で,光と虹を見てみよう! オリジナル分光器で,光と虹を見てみよう!