概要 知能機械工学科主任挨拶 協働ロボット 知能機械工学とは、ロボットや次世代自動車、医療福祉機器など、「考えて動く」機械システムの実現を目指す新しい学問分野です。本学科では、物理・数学・英語などの教養科目で基礎を固め、材料・熱・流体・機械力学に代表される機械工学に電子制御・情報工学を加えた専門科目で応用力を磨く複合的カリキュラムを準備しています。広範囲の知識と技術を持ち、環境(SDGs)にも配慮しながら行動できる次世代のものづくり技術者の育成をめざしています。 知能機械工学科 主任 津田 尚明 知能機械工学科について 協働ロボットやコンピュータシミュレーションを講義や実習に導入しています。知能機械工学の根幹である機械設計や工作実習、コンピュータについては、1年次から段階的かつ継続的に学ぶことができるよう配慮してカリキュラムを作っています。 ロボットプログラミング 流体力学実験 電子回路実験 力学シミュレーション 工作実習 講義(電子制御) 学生の活躍 勉強したことをいかして、ロボコンをはじめ様々な技術・科学系のコンテストに出場しています。また、品質管理検定や危険物取扱者資格の取得にチャレンジしています。 全国高専ロボコン2022(ベスト4・技術賞) 全国高専門英語プレゼンテーションコンテスト(入賞) 研究室紹介 知能機械工学科の教員で4つの系,10の研究室を構成し、多彩な教育と研究を行っています。5年生では卒業研究の授業でいずれか1つの研究室に所属し、担当教員の指導のもと研究活動を行います。 力学・材料系 熱・流体系 設計・工作系 情報・制御系 詳しい研究内容については教員・研究紹介に掲載しています。 卒業後の進路について 知能機械工学の卒業生は,機械と電気,情報・制御が関係するあらゆる分野で活躍しています.機械製品を製造する企業だけでなく,機械を使って製品を作っている企業,電気・ガス・鉄道・航空などのインフラ系,ソフトウェア開発などの就職実績があります.専攻科や大学に進学して,更に勉強や研究を続ける人もいます。 詳しい進路については卒業生の進路に掲載しています。 知能機械工学科の求める人物像および卒業生が修得する能力 本学科では次のような人を求めています(アドミッションポリシー) ロボットなどの知的機械を自作するための知識と技術を学びたい人 自らの工夫で新しい装置を創造する意欲のある人 機械工学を通して人と地球にやさしい社会の形成に貢献したい人 本学科の卒業生には次のような能力を修得させます(ディプロマ・ポリシー) 機械工学分野をコアとした幅広い知識・技術を活用し、積極的に課題解決ができる能力 地域環境、地域社会との共生に関する理解および倫理観を身につけ、公共の安全・利益に配慮 したものづくりの考え方ができる能力 得られた学問的知識を駆使し、諸問題を的確に理解、分析する論理的能力 国際感覚を備えたコミュニケーション基礎力、プレゼンテーション能力