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「第4回高専防災減災コンテスト」最終ステージへ

2025年8月27日|お知らせ

 第4回高専防災減災コンテスト(独立行政法人国立高等専門学校機構、国立研究開発法人防災科学技術研究所、公益財団法人国際科学振興財団主催)において、本校の環境都市工学科5年生の水口詠斗さんが応募した「事後対策型防災杖『用心棒』の開発」と、環境都市工学科5年生の林渚星さん、久原礼さん、楠原里穂さん、上前琴音さん、平野倫視さんが応募した「風船を用いた耐震化『BAL-SS』」の企画が、それぞれ書類審査の1stステージを突破し、最終審査となる2ndステージに進出しました。

 このコンテストは、高専の学生が日ごろから培っている技術・知見・柔軟な発想力を地域の防災力・減災力向上に生かそうと、平成30年度から高専機構と防災科研の共催によりスタートした取り組みで、昨年度から現在の名称になりました。

 水口さんの企画は、観光地において避難場所までの誘導を円滑に行うための最適な道具を作成することです。また、林さんらの企画は、特に木造住宅を対象に「地震の揺れで建物が崩れるのを、風船を使って一時的に食い止める」という新しいアイデアに取り組んでいます。研究では、風船を自動でふくらませることが可能か、さらに風船を展開することで安全に屋外へ避難できる通路を確保できるかを検証しています。

 8月8日(金)に、2ndステージ進出者へのオリエンテーションがオンラインで開催されました。それぞれの企画について、専門家にメンターとしてサポートしていただけることになっています。最終審査会は令和8年(2026年)1月24日(土)に茨城県のつくば国際会議場で行われます。

第4回高専減災防災コンテストについては、防災科学技術研究所の特設ページを参照してください。

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