本校（校長：北風幸一）では、10月15日（土）に学校説明会を開催しました。今回申し込みいただいたのは和歌山県内を中心に近畿圏内から中学生145名、保護者126名、中学校教員5名の計276名の方々でした。
この説明会は中学3年生が進路について具体的に検討を始めるこの時期に例年開催されているもので、学校内の施設見学や各学科の実験・実習を体験することで、受験を考えている中学生や保護者に進路を選択する際の参考にしてもらう催しとなっています。なお、昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染予防のため、内容を午前と午後に分けて参加者がなるべく密にならないよう配慮したうえで開催しました。
まず、各学科や高専での生活の紹介等があり、その後、体験実習・学寮見学等が行われました。
中学生は、「１ ものづくりセンターの見学、２ 3D CADと3Dプリンタで行う機械設計、３ 自律移動ロボットのデモンストレーション」（知能機械工学科）、「ロボット制御(ベーシックコース)」（電気情報工学科）、「ビールの科学」（生物応用化学科）、「１地震と地震動、２人口減少時代のまちづくり、３身の回りの水の水質を調べよう（環境都市工学科）」等の学科ごとに用意された体験実習に参加しました。
また、保護者の学校見学終了後に実施された個別の進路相談室には、45組から事前申し込みがあり、本校への関心の高さがうかがえました。
参加した中学生からは「学校説明会に参加して、入学したい気持ちがさらに強くなった。」「学力が足りるか不安があったが、進路相談室で相談をして少し不安が解消された。」「低学年から高度な専門実験に取り組むことができることが分かったので進路を考える参考になりました。」などの感想がありました。