公開講座「Biodiversity and Chemistry in KOSEN ~生物の不思議を分子レベルで見よう!~ Part2:生き物にはどんな血液型があるのか確認してみよう!」開催 2017年9月9日|地(知)の拠点 本校(校長:角田範義)では、9月9日(土)に公開講座「Biodiversity and Chemistry in KOSEN~生物の不思議を分子レベルで見よう!~Part2:生き物にはどんな血液型があるのか確認してみよう!」を生物応用化学科(岸本 昇 主任)が開催し、小・中学生20名が参加しました。 まず、本校物質工学科5年生の鈴木小径さん、専攻科エコシステム工学専攻1年生の沼優さん、三原千裕さんの指導の下、実験が行われました。実験は、参加者らの唾液を使う血液型判定と未知試料の血液型判定を行うというもので、唾液をマイクロチューブに取り出すことを恥ずかしがったり、なかなか必要な量を取れず苦労する参加者もいましたが、試料と試薬の混合ではうまくピペットを使っていました。その後、講師の西本真琴准教授から血液型判定に用いられている抗原抗体反応についての詳しい説明を受け、参加者らは真剣な面持ちで聞いていました。判定結果が出ると、参加者自身の血液型と判定結果が合っていたことにほっとしている様子や未知試料の結果を当てて嬉しそうな様子、結果を見せ合い楽しく会話している様子が見られました。 アンケートでは「血液型や免疫作用についての興味がより高まった」、「知らなかったことがとてもよく知れて楽しかった。また参加してみたい。」という嬉しい意見が多く見られました。 なお、本講座は文部科学省主催の平成29年度地(知)の拠点整備事業(COC)の助成を受けています。 担当教員: 生物応用化学科 准教授 西本 真琴 補助学生: 物質工学科5年 鈴木 小径 専攻科エコシステム工学専攻1年 沼 優、三原 千裕 学生から指導を受ける参加者 試料と試薬を混合する様