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公開講座「Biodiversity and Chemistry in KOSEN -生物の不思議を分子レベルで見よう! Part 1:生き物の肉片から実際にDNAを取り出してみよう!」開催

2017年7月22日|地(知)の拠点

本校(校長:角田範義)では、7月22日(土)に公開講座「Biodiversity and Chemistry in KOSEN-生物の不思議を分子レベルで見よう!Part 1:生き物の肉片から実際にDNAを取り出してみよう!」を生物応用化学科(岸本昇主任)が開催し、小・中学生14名が参加しました。
まず、本校物質工学科5年生の上山隼平くん、岩本尚真くん、上戸悠生くん、中島理子さんから実験の手順や原理などの説明があり、その後、彼らの指導の下、実際に実験が行われました。実験は、よく知っている動物の小さな肉片からDNAを取り出し、DNAを増やすためにPCRを行なった後、電気泳動でDNAが増えているかを確認しました。取り扱う試薬の量が少量であることや、慣れないピペットの取り扱いに四苦八苦していましたが、最後に確認した電気泳動ではDNAの増幅を確認することができ、肉片からのDNA抽出が成功していました。待ち時間では、講師のDavin Setiamarga准教授からDNAについての詳しい説明を受け、参加者らは真剣な面持ちでメモを取っていました。生物に興味を持った参加者と保護者から公開講座終了後も質問を受けるなど好評でした。

終了後のアンケートでは「中学校では学べないことが知れて、楽しかった」、「勉強になった」という嬉しい意見が多く見られました。

なお、本講座は文部科学省主催の平成29年度地(知)の拠点整備事業(COC)の助成を受けています。

  • 担当教員:
    生物応用化学科 准教授 Davin Setiamarga
    生物応用化学科 准教授 西本真琴
  • 補助学生:
    物質工学科5年上山隼平、岩本尚真、上戸悠生、中島理子
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