小学生向け公開講座「故障に強い!プログラミングでロボットに集団行動をさせよう」開催 2025年8月27日|イベント 本校では、公開講座「故障に強い!プログラミングでロボットに集団行動をさせよう」を、8月7日(木)と8月9日(土)に知能機械工学科が開催し、小学5年生から中学3年生の計28名が参加しました。 まず、講師から学術振興会や科研費の説明と、群ロボット研究に関する講義がありました。その後、1台の自律移動ロボットを動かすためのプログラミングに関する演習、2台の自律移動ロボットが衝突した際に避けるためのプログラミング演習を行い、最後に全員のロボットを同時に自律移動させる群ロボット演習がありました。さらに高専生との交流会や研究室見学を通じて、学校生活や研究が行われている場所に触れてもらい、研究が身近なものであると参加者に実感してもらいました。群ロボット演習では単独ロボットのプログラミングだけでは想像できない動きが創発されている様子を確認し、参加者はロボットの群れを興味深く眺めていました。 参加者からは、「群ロボットについて知ることができた。」「複雑に見えるロボットの動きも単純なものの組み合わせであることを知った。」といった感想がありました。 将来は知能機械工学科に入学したいと述べる参加者もおり、有意義な公開講座となりました。 本公開講座は、日本学術振興会研究成果公開促進費の助成を受けて実施しました。 ・講座担当教員:知能機械工学科 准教授 村山 暢 複数ロボットの同時移動 プログラミングの説明