本校では、公開講座｢音源作成の基礎理論と実践｣を、11月29日（土）に電気情報工学科が開催し、中学生5名、保護者や見学者1名の、計6名が参加しました。

　まず、講師から電子楽器の機種にかかわらず楽器同士を接続し”演奏情報”をやりとりするための国際規格であるMIDI(Music Instrument Digital Interface)データフォーマット等(音の高さ、大きさ、長さ、音色)のディジタル化について説明がありました。

　その後、MIDI LSIへ実行させる命令手順を聞きながらプログラミングが行われました。参加者全員が集中し、興味深く作業に取り組み、全員が様々な音階、音程やキーボード入力に応じてアコースティックギター、ヴァイオリン、ハーモニカ、フル－トなど好みの音色で奏でる音源を作り上げることができました。

　参加者からは、「身近な物がこのようなコードを使って音を出したりしているのだと知った。」「パソコンを使って音を出すということが初めてで難しかったですが、コードが完成して音を出せたことが楽しかったです。」といった感想がありました。

・講座担当教員：電気情報工学科 教授 岡本和也