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きのくにジュニアドクター育成塾「作ってみよう!避難ゲーム」開催

2024年1月30日|イベント

本校(校長:井上示恩)が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する講座「作ってみよう!避難ゲーム1」「避難ゲーム2・3」が、環境都市工学科 横田恭平 准教授を講師として令和6年1月13日(土)及び14日(日)に開催され、塾生のべ10名が参加しました。

「作ってみよう!避難ゲーム1」では、避難ゲームの作成に使用するプログラミングソフトScratch(スクラッチ)の基礎的な使い方について講座を実施しました。
スクラッチの起動方法、プログラムの書き方、絵の描き方について学びました。
スクラッチなどのプログラムについては、学校の授業で実施していない場合があることが分かり、この講座を今回の第4期から加えました。

次に「作ってみよう!避難ゲーム2・3」では、災害時に避難をするためのゲームを作成するため、まずは防災に関する基礎知識を説明し、避難する場所の設定方法、最適な避難経路などを確認しました。
本校には避難場所(おがたまの丘)が設定されており、そこへ避難するゲームを作成しました。説明のあと、避難ゲームに使用する写真の撮影を行いました。その写真を使いスクラッチを用いて避難ゲームの作成を行いました。そこで、写真の取り込み、背景の作成、プログラムの作成を行いました。
すべての参加塾生がプログラムを作成することができ、中には応用させるなど避難ゲームをよりゲームらしく改良する塾生もいました。講義を通じて、塾生は、自身の家の周辺で避難ゲームを作ることが可能となるなど、防災に関する興味や関心をより深めるきっかけになりました。
塾生からは、「家の周りを使った避難ゲームを作り、地域の人にもやってもらえたら、楽しく防災について学べるのではないか」「ゲームのことだけではなく、防災のことも勉強になったので、とても良かった」等の意見や感想が寄せられました。

これで第4期の「作ってみよう!避難ゲーム」は終了となります。

これまで6回の講座を実施し、のべ51人にご参加いただきました。
地震発生時に、一人でも多くの方が問題なく避難場所に避難するための、お力になれたかと思います。
さらに深く学びたい塾生はジュニアドクター育成塾の第二段階※に参加し、避難ゲームをより改良していただければと思います。また、本校をはじめ環境都市工学科などで防災について学び、自身を守り、そしてより多くの人を守る第一人者になっていただきたいです。

※第二段階:今回の講座は第一段階となります。他にも講座がありその講座の頑張り次第で第二段階に進むことができます。第一段階で興味があった講座をさらに深める内容となっています。

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