和歌山工業高等専門学校

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公開講座「和高専の体験実習入試に挑戦!~過去問を解いてみよう~」開催

2023年11月9日|イベント

和歌山工業高等専門学校(校長:井上示恩)では、10月28日(土)に公開講座「和高専の体験実習入試に挑戦!~過去問を解いてみよう~」を知能機械工学科(津田 知能機械工学科主任)、環境都市工学科(林 環境都市工学科主任)が共同開催し、和歌山県内外の中学3年生64名、中学教員等3名、保護者48名の、計115名に参加いただきました。本講座は今年度が初開催の講座でしたが、100名を超える参加申し込みをいただき、午前の部と午後の部の2部制で実施しました。

まず、講座冒頭に知能機械工学科 津田 学科主任より、本講座の趣旨と本学の体験実習入試の概要について説明がありました。その後、受講生に知能機械工学科と環境都市工学科の2か所に分かれていただき、今年度の体験実習入試(実施は昨年度)のテーマ解説を実施しました。
知能機械工学科では講師の村山 准教授より「車輪の進む距離と車両の移動」をテーマとした問題の解説を行いました。講座では机上で車軸と車輪の模型を使いながら、車輪の半径、回転角度と移動距離の関係を調べる実験を行い、その結果について考察と解説を実施しました。
環境都市工学科では講師の山田 准教授より「GNSS測量の体験」をテーマとした問題の解説を行いました。講座ではGNSS測量の概要や機器の使い方を紹介したのち、測量結果から2点間の距離や面積を求める問題を実施し、解き方について解説を実施しました。

受講生は知能機械工学科、環境都市工学科それぞれの講座を1時間ずつ受講し、中学生だけでなく保護者の方々も集中して両講師の解説に耳を傾ける様子がうかがえました。また講座終了後のアンケートでは受講者より「体験実習入試の雰囲気を経験することができてよかった」「難しいと思っていたが、落ち着いて資料を読み解くことができれば自分で解くことができると感じた」という感想をいただきました。また、講座を見学していた保護者からは「体験実習入試は毎年テーマが異なるが、講座を通して雰囲気を味わえたことで、子供が落ち着いて試験に臨めると感じた」「講座を通して学科間の違いがより分かった」といった感想をいただき、年明けの入試を見据えて参加いただいている様子がうかがえました。

  • 担当教職員:津田 尚明,村山 暢,山田 宰,竹村 泰幸,小川 忠繁,森本 喬太
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