本校（井上 示恩校長）では、8月25日（金）にサイエンス＆インダストリー公開講座「メタルゴム鉄砲を作ろう｣　を技術支援室（岡本　和也室長）で開催し、ものづくりセンターに県内から多くの参加者（小学生5名・中学生6名）が集まってくれました。
講師の松本義幸 技術専門職員が、ワイヤーカット機でアルミ板を切り出す様子をビデオ動画で解説し、その後にゴム鉄砲を組み立てるに必要な手仕上げ作業を穴あけ・ねじ立て・やすり掛けなどの基本作業を実体験してもらう演習へと進みました。加工が終わると、全員一同にアルミ板を重ねてねじ止めして行き、ゴム鉄砲の形へと組み上げて行きました。
アルミ製ゴム鉄砲が完成すると、その出来栄え・重量感にあらためて感動いただき、ものづくり体験の大切さ・愉しさを全員に存分に楽しんでもらえました。

今年も、終了後のアンケートでは、参加者全員が「楽しかった、またやりたい」といった高評価を頂いています。「ゴム鉄砲」という昔からの伝統的な遊びで、将来に向けてのものづくり技術の伝承を期待したい、そんな気持ちで一杯の公開講座でした。

本講座は、令和5年度公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成を受け実施しました。

• 担当技術職員：松本義幸、巨海良和、谷 皓仁、富山太誠