本校（校長：北風 幸一）が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する講座の一つ「スポーツを科学しよう！」が、総合教育科の志村 幸紀 助教が講師となり、令和４年12月11日（日）に開催され、スポーツが大好きな塾生の小中学生11名が参加しました。

まず、「小中学生がスポーツ科学の知識をなぜ学ぶべきなのか」について、志村 幸紀 助教より説明がありました。次に、成長期のからだ作りに不可欠な成長ホルモンの分泌を促す運動、栄養、睡眠の要素のうち、運動と栄養についてレクチャーがありました。運動をテーマにしたセッションでは、塾生は身体が柔らかくなるメカニズムを学んだあと、実際にストレッチをしてそのメカニズムを体感しました。栄養をテーマにしたセッションでは、水分補給に適切な飲み物について、飲料中の成分に注目して考えました。最後に、身体やトレーニングの知識を学べば、ケガを予防し、パフォーマンスを無理なく向上させて、スポーツをより楽しめるという話で講座は終了しました。

塾生からは、「膝のケガを防ぐためには何をすればいいですか」、「ふだん飲んでいるジュースには糖分が本当にたくさん含まれていることに驚いた」などの疑問や意見が寄せられました。

塾生の感想として、「今ちょうど知りたかったことを全部知ることができた」、「続きの講座として、バイオメカニクスに関する講座も開いてほしい」等が寄せられました。