きのくにジュニアドクター育成塾「なるほど納得! 電気の不思議 (放電現象編)」を開催 2022年6月6日|イベント 本校(校長:北風幸一)が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する講座の一つ「なるほど納得! 電気の不思議 (放電現象編)」が、電気情報工学科の 山吹巧一 教授が講師となり、令和4年5月21日(土)に開催され、塾生の小中学生11名が参加しました。 まず、山吹巧一教授より、絶縁性物質に高電圧をかけたときに発生する絶縁破壊・放電現象についての説明がなされた後、アクリル板に交流高電圧を印加する実験を行いました。実験では、目には見えないコロナ放電を耳で感じ、アクリルの沿面に生じる無数の細い青白い放射状の火花放電を経て強い光を放つアーク放電に進展する過程を観察しました。塾生には放電に伴う破裂音、空気のざわめき、発生するオゾン臭を五感で感じる緊迫した雰囲気に包まれた中の観察となりました。また、インパルスジェネレータを用いた450kV放電にも挑戦をしました。 塾生からは、「コロナ放電から火花放電などに変わるときは決まりがあるのか」などの疑問や「静電気は音が小さいので、電気の放電量と音の大きさは比例しているのではないか」などの意見が寄せられました。 塾生の感想として、「実験の過程で、電気が見えたり、音がだんだん変わっていったりするのを感じることができ、楽しかった」等が寄せられました。 講座の様子1 講座の様子2