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きのくにジュニアドクター育成塾「松を枯らす外来線虫のDNA・発光検出」を開催

2022年5月26日|イベント

本校(校長:北風幸一)が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する講座の一つ「松を枯らす外来線虫のDNA・発光検出」が、生物応用化学科の 楠部真崇 准教授が講師となり、令和4年5月14日(土)に開催され、午前の部、午後の部合わせて14名が参加しました。

美浜町の煙樹ヶ浜の松林について航空写真を用いた説明の後、外来生物による固有種の減少状況について話がありました。今回の講座では、松枯れの原因となるマツノザイセンチュウに感染した松をPCRに類似したLAMP法を用いて判定する実験を実施しました。実験の結果、感染した煙樹ヶ浜の松試料は緑色の蛍光を発しました。1時間程度で簡易に検出できるこの方法は新型コロナウイルス感染の判定に応用できるのではないかという意見も飛び交い、応用についての議論に盛り上がりました。

塾生の感想として、「自分で検査液などを入れるのが楽しかったし、光っているところも見ることができて嬉しかった」「将来、このような専門知識を使って、世の中のためになる人になりたい」等が寄せられました。

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