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きのくにジュニアドクター育成塾「香りの抽出とバスボム工場」を開催

2022年5月19日|イベント

本校(校長:北風幸一)が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する講座の一つ「香りの抽出とバスボム工場」が、生物応用化学科の楠部真崇 准教授が講師となり、令和4年5月7日(土)に開催され、午前の部、午後の部合わせて11名の塾生が参加しました。

水蒸気蒸留でレモンのエッセンシャルオイルを抽出する実験を行いました。香りの主成分は揮発しやすい油分であり、水の沸点よりも低いことを理解した後、油のロウとエッセンシャルオイルを混合したアロマキャンドルやバスボムを製作しました。

塾生からは、「どうやって透明なロウを作っているのか」「レモン以外に、油を抽出できるフルーツはあるのか」などの質問や、「蒸留で香りを抽出する時に油をもっと高温で熱すれば、もう少し多くのレモンの香りがする油を取り出せるのではないか」などの意見が寄せられました。

塾生の感想として、「この講座で作ったバスボムとキャンドルを母にプレゼントすると喜んでくれた」「バスボムをお風呂に入れてみると、きれいな色が付き、いい香りもしてリラックスできた」「クエン酸と重曹を入れると、バスボム原料のような物になったことに驚いた」「クエン酸1に対して炭酸水素ナトリウム3の様に、一つの物質に対して三つに分解し反応することが印象に残った」等が寄せられました。

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