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公開講座「バードウォッチング入門」開催

2021年12月24日|イベント

本校(校長:北風幸一)では、公開講座「バードウォッチング入門」を12月19日(日)に総合教育科(秋山聡 主任)が開催し、小学生から中学生6名、保護者や見学者12名の、計18名が参加しました。

晴れたり曇ったりの天気でしたが、日本野鳥の会会員でもある講師の吉田芳弘教授から双眼鏡の使い方の講習を受けた後、日高川左岸の上流側のポイントから歩き始めて約650m下流の河口部近くのポイントまでの区間でバードウォッチングを楽しみました。その後、もっと観察を楽しみたい方のために、本校の紹介も兼ねて、学校付近の例年多くのオシドリが越冬するため池のポイントを訪れ、観察を楽しみました。

講師の吉田教授から、「渡り鳥を観察するにあたって、私たちの住んでいる所と広い世界がつながっていることを考えましょう」との話があり、続いて生物応用化学科2年の松田玉琳さんから今日の見どころについて解説がありました。ポイントごとに双眼鏡やフィールドスコープを用いて野鳥の観察と解説を行いました。
例年、カモ類が多く渡ってくる時期でありますが、暖冬のせいか当日はカモの種類・数共に少なかったですが、カモ目のマガモ、ヒドリガモ、ツル目のオオバンなどを見ることができました。サギ類はダイサギとアオサギ、タカ類はミサゴとトビ、他にはカワウ、イソシギ、コチドリ、セグロカモメ、ハクセキレイ、メジロ、エナガ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、最後には輝く色のカワセミも観察することができました。さらに、学校の近くのため池ではオシドリの他に、マガモとキンクロハジロを見ることができました。

終了後に実施したアンケートでは、すべての参加者が「とても楽しかったです。」または「まあまあ楽しかったです。」と回答したほか、「いろんな鳥が見れてとても楽しかったです。」、「バードウォッチングは初めてでしたが、たくさん見られて楽しかったです。」、「家の庭にも鳥がたくさん来るので色々知りたい。」などの意見が寄せられました。

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