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インドネシア国立・ディポネゴロ大学生物学科からの訪問

2023年11月17日|イベント

 本校(校長:井上示恩)にインドネシア国立ディポネゴロ大学(中部ジャワ州スマラング市)理学部生物学科の学科長Sapto Purnomo Putro教授(以下Sapto教授)夫妻およびNi Kadek Dita Cahyani助教(以下Dita助教)が訪問されました。

 訪問されたのは2023年11月7日(火)および同月8日(水)の2日間。Sapto教授等は「本校とどのように国際交流活動を進めていくか」についてマーシュ・デイビッド准教授(国際交流推進室長)と協議。さらに本校のスティアマルガ・デフィン准教授(国際交流推進室副室長)とも共同研究に関する打ち合わせが行われました。この打ち合わせにおいてSapto教授とDita助教はスティアマルガ研究室のゼミにも参加され、研究室所属学生達の成果発表を見学されました。

 7日には本校・生物応用化学科4学年の学生を対象に、Dita助教による環境保全を目的としたDNAバーコーディングや環境DNAといった自身の研究について講演、また8日にはSapto教授が、本校・生物応用化学科3〜4学年の学生を対象とした自身の研究に関する講演だけでなく「なぜ国際的な研究者になれたか」についての講演も行われました。各講演では、スティアマルガ准教授が適宜、日本語での通訳や講演内容の解説を行い、その内容を学生達が真面目に聞くという様子が展開され、終盤に行われた質疑応答では、一生懸命ながらに英語で質問・コメントをする学生の様子に教授が感心しました。

 Sapto教授からは「さすがは日本人の学生諸君。勤勉で真面目で、そしてハングリー精神に満ち溢れた姿勢で講演を聞いていたように感じた。素晴らしい学生達だ。」と本校学生の真面目な姿勢について、講評をいただきました。さらに、今後本校との教育活動・研究活動を含む国際的な国際学術活動を行いたいとの意思を示され「(本校の)真面目な学生達を、研究活動を基本とした現地(インドネシア)でのインターンシップの受け入れも前向きに検討したい」とも語られました。 

 なお本校以外にも、Sapto教授らは、和歌山県内にある京都大学瀬戸臨海実験所や和歌山県立自然博物館へも訪問されました。

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