本校（北風 幸一 校長）では、９月１９日（日）に公開講座｢メタルゴム鉄砲を作ろう｣２回目を、ものづくりセンターにて開催しました。
昨年度はコロナ禍の影響で開催できなかった分、本年度は合計２回の開催にこぎつける事が出来ました。ただ、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から県外からの申込者をお断りさせて頂き、残念な結果となりました。そして２回目開催日も本来９月１８日予定でありましたが、台風１４号上陸に伴い延期となり、１日遅れでの開催となりました。講座には小学生４名・中学生６名の計１０名の参加者が県内各地から集まってくれました。

技術支援室の松本義幸 技術専門職員の司会でスタートした講座では、１回目同様、まずワイヤーカット機によるアルミ板材料の加工動画を視聴してもらい、どの様に精密な加工がなされるかの過程を参加者に観察してもらいました。
ゴム鉄砲の作業手順の説明を聞いた後は、参加者一人ひとりがボール盤を使った穴あけ加工やネジ立て・やすり掛けといった手仕上げ加工を、ものづくりセンター技術職員スタッフ４名の指導のもとで体験してもらいました。そしてアルミ板で組み上げたゴム鉄砲が無事完成すると、そのアルミ板の金属質感と重量感に満足した喜びの満面の笑みが全員からこぼれました。
試し打ちのコーナーでは、出来上がったゴム鉄砲で参加者全員が付添いの保護者の方々と一緒になって楽しむ姿を見ることができました。アンケートでは１回目と同様に「楽しかった、説明が解りやすかった」といった評価を頂き、今回も盛況のうちに本講座を終えることが出来ました。
なお本講座は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成を受け実施されました。