公開講座「血液のしくみを観てみよう」開催 2021年8月31日|イベント 本校(校長:北風幸一 )では、8月26日(木)に公開講座「血液のしくみを観てみよう」を生物応用化学科(米光裕 主任)が開催し、中学生5名が参加しました。 まず、講師の森田 誠一 准教授から、血液についてその働きや成分、実験に用いる金属錯体などの説明があり、その後、実際に手順を聞きながら実験が行われました。 実験は、体内で行われる酸素の運搬を金属錯体を使って模したもので、空気中の酸素を金属錯体と結合させ、最後に金属錯体から酸素を取り出すという操作を行いました。実験に必要な溶液調製や器具の組み立ては参加者全員が集中して行いました。酸素の取り出しを線香を使って確認すると、線香は激しく燃え、酸素の取り出しができていることがわかりました。その様子を観察していた参加者からは「すごい」などの声が聞かれました。 終了後のアンケートでは「楽しかったです」や「わかりやすかったです」という意見と共に、「赤血球がどのようにして酸素を運んでいるのかを知ることができました」という意見もあり、好評でした。 実験操作を行う参加者 線香を用いた酸素の確認