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令和2年度きのくにジュニアドクター育成塾「お魚さんが住める水にしよう 青々としたきれいな海へ」を開催

2021年7月28日|イベント

本校(校長:北風幸一)が主催する「令和2年度きのくにジュニアドクター育成塾」において実施する32講座の一つ「お魚さんが住める水にしよう 青々としたきれいな海へ」が、環境都市工学科の横田恭平 准教授が講師となり、令和3年5月23日(日)に開催され、塾生の小中学生27名が参加しました。

まず横田准教授から、水が濁っているということはどういうことかの説明と、魚が住みにくい水とはどんな水か?との問いかけがありました。その後、学校内の土を採取して泥水をつくり、謎の水を加えて泥を沈殿する実験を行いました。後から謎の水の種明かしがあり、泥がどういう原理で沈殿していくかの説明がありました。

塾生からは、「なぜ、液体を入れると泥は沈むのか?」、「pH がどのくらいの数値だとお魚さんが住みやすい環境になるのか?」、「油にもきれい汚いがあるのか?」、「塩酸を入れたらすぐに砂が下に沈んだが、他の薬品で、入れたらすぐに砂が沈む薬品はあるのか?」、「濁っている水の方が魚が住みやすいのはなぜか?」、「泥が荷電していることを利用して沈殿させることが良く分かった」、「水道水と海水を同じ条件 にして調べたい」、「水の中でどのような化学変化が起きているかを化学式で知りたい」、「もっときれいにすることのできる物質もあるのか調べてみたい」、「今回の講座で使用した方法と、ろ過などの方法以外にどのような水の浄化方法があるのか興味を持った」などの疑問や意見が寄せられました。

塾生の感想として、「泥を沈殿させる方法があることに驚いた」、「水道水の作り方が知れて、面白かった」、「僕らがいつも使っている水道水が、塩素などのいろいろな化学物質を使って泥を沈殿させ、飲める水を作っていると知ったときは本当に驚いた」、「泥水が薬品を入れることで小さな粒になって徐々にきれいになっていく様子が一番感動した」、「透明の水よりも濁った水の方が、魚には住みやすいと知って驚いた」等が寄せられました。

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