公開講座「ソーラーモーターカーと発電実験(in和歌山城ホール)」開催 2024年8月28日|イベント 本校(校長:井上示恩)の技術支援室(室長:岡本和也)では、7月28日(日)に和歌山城ホール(和歌山市)にて、公開講座「ソーラーモーターカーと発電実験」を開催し、小学校4年生から6年生19名、保護者等14名の計33名が受講しました。 まず、天野技術職員から、現在使用されている発電方法の紹介と、その発電方法のメリットデメリットなどの説明がありました。その後、手回し発電機やプロペラ付きのモーターなどを使用し、小規模な風力発電や人力発電などを実際に受講者の前で披露しました。 発電の説明と簡単な実験が終わった後は、ペットボトルソーラーモーターカーの作成に移りました。 小さなパーツもあるため、苦戦する参加者もいましたが、講師も手伝いながら全員がキットを完成させることができました。 完成した後は動作を確認したのち、和歌山城ホールの屋上に出て、実際に太陽の下で走らせました。非常に暑い日で日光も強かったためソーラーモーターカーは元気に走り、参加者は楽しそうにしていました。 講座の最後には、現在の発電をとりまくエネルギー不足や環境の問題を説明し、「是非、頭の片隅でいいので覚えてほしい」という講師の言葉で講座は終了しました。 終了後のアンケートでは、「色々な電気の作り方があるんだなと思った。」「ソーラーモーターカーと発電実験をして、太陽光発電が大切だと分かりました。」「発電のことがすごくわかったです。」などの感想をいただきました。 また、講座を見学されていた保護者からも「発電のメリットデメリットをしっかりと説明されていて非常にわかりやすかったです。」「子どもが集中して作成できました」などの意見をいただき、参加者、保護者ともに会場全体で講座を楽しむことができました。 本講座は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成を受け実施しました。 ・担当技術職員:天野、森本、谷、富山、原池 キット製作途中 実際に走らせる