公開講座「ソーラーモーターカーと発電実験(in Big U)」開催 2024年8月28日|イベント 本校(校長:井上示恩)の技術支援室(室長:岡本和也)では、8月3日(土)にBig・U(田辺市)にて、公開講座「ソーラーモーターカーと発電実験」を開催し、小学校4年生から6年生19名、保護者等15名の合計34名が受講しました。 まず、天野技術職員から、現在使用されている発電方法の紹介と、その発電方法のメリットデメリットなどの説明がありました。その後、手回し発電機やプロペラ付きのモーターなどを使用し、小規模な風力発電や人力発電などを実際に受講者の前で披露しました。 発電の説明と簡単な実験が終わった後は、ペットボトルソーラーモーターカーの作成に移りました。 小さなパーツもあるため、苦戦する参加者もいましたが、講師も手伝いながら全員がキットを完成させることができました。 完成した後は動作を確認したのち、Big・の中庭に出て、実際に太陽の下で走らせました。非常に暑い日で日光も強かったためソーラーモーターカーは元気に走り、参加者は楽しそうにしていました。 講座の最後には、現在の発電をとりまくエネルギー不足や環境の問題を説明し、「是非、頭の片隅でいいので覚えてほしい」という講師の言葉で講座は終了しました。 終了後のアンケートでは「めっちゃ楽しかったです。」「色々な発電のしくみを知って楽しかった」「電気を無駄にしてはいけない。」などの感想をいただきました。 また、講座を見学されていた保護者からも「ソーラーモーターカーを作るだけでなく、様々な電力についても勉強できてよかった」「エネルギー問題を考えるきっかけになったと思います。」などの意見をいただき、参加者、保護者ともに会場全体で講座を楽しむことができました。 本講座は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成を受け実施しました。 ・担当職員:天野、森本、谷、富山、原池 キット製作途中 実際に走らせる