公開講座「AIと電気の探検シリーズ『音源作成の基礎理論と実践』」開催 2024年11月29日|イベント 本校では、公開講座「AIと電気の探検シリーズ『音源作成の基礎理論と実践』」を、11月23日(土)に電気情報工学科が開催し、中学生9名、保護者や見学者5名の、計14名が参加しました。 まず、講師から、「シンセサイザー、キーボード、コンピュータなどの機種にかかわらず音楽の演奏情報を効率よく伝送する国際規格であるMIDI(Music Instrument Digital Interface)」について、また「楽器演奏の要素となるシステム構成、音の高さ、大きさ、長さ、音色のディジタル化」について説明がありました。 その後、MIDI LSIに音を鳴らす命令、音の強さの命令、楽器の種類などを選択する命令等の手順を聞きながらプログラミングが行われました。 参加者全員が集中して作業に取り組み、全員が様々な音階やキーボード入力に応じてグランドピアノ、ヴァイオリン、フルート、オカリナ、尺八など好みの楽器の音色で奏でる音源を作り上げることができました。 参加者からは、「キーボードで音楽が作れて面白かったです。」「自分が普段から使っている楽器や、電子機器の仕組みが知ることができました。」「プログラミングを自分の手でつくり、音が本当に鳴り、達成感がありとても楽しかったです。」「聞く側としてのMIDIデータにはなじみがあったのですが、作る側として体験できて良かったです。」などの感想がありました。 ・講座担当教員:電気情報工学科 教授 岡本和也 MIDI信号送信プログラム作成 MIDI信号送信プログラム作成 (2) 好みの楽器(尺八)で演奏 好みの楽器(ヴァイオリン)で演奏