本校が主催する「きのくにジュニアドクター育成塾」において、第４期第２段階の講座を、12月1日（日）と12月8日（日）に開催しました。

　この第４期第２段階とは、第４期の塾生が第１段階で学んだ講座の中でさらに深めたいと思う講座を選択し、それを実施するものです。
　講座を実施する時期は決まっておらず、塾生と指導する教員とで調整して行われるもので、塾生に合わせた形で実施しています。

　今回は第４期第１段階で行った「作ってみよう！避難ゲーム１・２」をさらに深める講座を実施しました。
　まず12月1日に、本校にある寮の入口から避難場所（おがたまの丘）までの避難ゲームを作成しました。流れとして、避難経路の写真を撮りに行き、その写真を使ってプログラミングソフトScratch（スクラッチ）を用いて避難ゲームの作成を行います。塾生は第１段階の講座でScratchに触れているので、スムーズに作業を進めることができました。

　次に12月8日（日）には、塾生が住んでいる地域において避難ゲームを作成するための写真撮影を行いました。今回は、和歌山県の九度山町と橋本町にて実施しました。流れとして、ハザードマップで、避難場所とそこまでの避難経路を確認し、危険な箇所などを確認しながら写真を撮影しました。

　今後は、その撮影した写真を使って「自分の地域版 避難ゲーム」を作成する予定です。これにより、自身の避難方法を知るきっかけとなり、さらには同居している人にも共有し、実際の避難の時に役立てることができます。

　講座担当教員：環境都市工学科 准教授 横田恭平