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本校専攻科生がTUT-高専太陽電池合同シンポジウムで優秀ポスター発表賞受賞

2024年1月17日|お知らせ

第13回TUT-高専太陽電池合同シンポジウムが、令和5年12月24日(日)にワークプラザ岐阜(岐阜県岐阜市)で開催され、本校(校長:井上示恩)の専攻科エコシステム工学専攻2年生赤松兵馬さんが優秀ポスター発表賞を受賞しました。

このシンポジウムは、高専と豊橋技科大の太陽電池関連の研究者や学生が集まって毎年開催される合同シンポジウムであり、今回はGEAR5.0防災・減災エネルギーおよびGEAR5.0マテリアルの共催も加わって、口頭発表8件およびポスター発表54件の大規模な発表会となりました。

赤松さんは、「四級ホスホニウムカチオンからなるカルボキシレートイオン液体の物理化学特性: 対応するアンモニウムイオン液体との比較」という題目でポスター発表を行いました(指導教員:生物応用化学科・綱島克彦教授)。
この研究は、太陽電池材料にも用いることができるイオン液体という電解質材料に関する内容です。赤松さんは、カルボン酸を用いたイオン液体に、リン原子を導入した新たな化学構造を導入することで、さらに高い特性を有する電解質材料を開発することに成功しました。

このシンポジウムで、赤松さんはポスター発表の中で上位10位以内に入り、みごとに優秀ポスター発表賞を受賞しました。
赤松さんは、「このような大会で受賞できてたいへん光栄です。専攻科修了まで期間も残り少なくなりましたが、この研究をさらに発展させていきたいと思います」と喜びを語りました。

本校専攻科生がTUT-高専太陽電池合同シンポジウムで優秀ポスター発表賞受賞

校長への受賞報告(左:綱島教授、中央:赤松さん、右:井上校長)

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