和歌山高専ロボコン部を応援!~高専ロボコン2023全国大会~ 2023年11月7日|お知らせ 本校(校長:井上示恩)ロボコン部が、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2023」全国大会に出場します。 今年度は、「もぎもぎ!フルーツGOラウンド」と題して、自作したロボットで障害物を乗り越え、フルーツに見立てた様々な色のボールを収穫してその合計点で対決する競技が行われました。収穫前のフルーツをとるために、相手チームのロボットの位置や残り時間など、刻々変わる状況の中、どういうコース取りをしてフルーツを収穫するのか、作戦も必要になります。 全国大会に出場する和歌山高専ロボコン部のロボット「剛機果断(ゴウキカダン)」の特徴は、振動するお助けアイテムや、ロープの下をくぐって通ったり、足をあげてロープを跨ぐような動作ではなくエアシリンダーを使用してロープを高速で通りぬけるという形にしたことです。 また、地方大会に比べて全国大会はルールが少し厳しくなりますが、最初から全国大会のルールを見据えて製作していました。5月の競技内容発表から、できるだけ早く作って、6月末には第一弾の試作品ロボットを完成させ、徹底的に実験と改良と練習を繰り返して10月の近畿地区大会に臨みました。11月の全国大会に向けて、現在さらに改良中です。 【ロボコン部員にインタビュー】(回答者:3A下津大地さん、3A髙田陸生さん) Q.ロボットの名前の由来は何ですか? A.「剛機果断」は、四字熟語の「剛毅果断」からつけました(剛毅果断:意思が強く、何事にも屈せず思い切って実行すること)。また、「果断」のところは、果物を採る今回の大会のテーマにも合っているのでこの名前にしました。 Q.ロボットの工夫したところを教えてください。 A.ロボットのお助けアイテムを、カーボンパイプを使用して軽量化した点、またタイヤにメカナムホイールを使用したことで、斜め移動ができ、タイヤの向きを変えなくても動けて前後の動きも速いという点です。 Q.全国大会への意気込みをお願いします。 A.去年も全国大会へ出場してベスト4だったけど、今まで和歌山高専は優勝することができていないので、今年こそ初優勝したいです。点数もぎりぎりではなく圧勝し、最高記録を出したいです。 【全国大会詳細】 日時:2023年11月26日(日) 会場:両国国技館(東京都墨田区横繩1-3-28) 応援団:現在募集中です。詳しくはこちらをご覧ください。 ※本記事は、職場体験の湯川中学2年生が本校ロボコン部に取材し、作成しました。 近畿地区大会優勝・準優勝を果たしたロボコン部 全国大会に出場するロボット「剛機果断」