本校環境都市工学科学生が制作した防災RPGを那智勝浦町立市野々小学校で実践 2022年3月15日|お知らせ 本校(校長:北風幸一)の環境都市工学科5年生の鈴木義幸さんが卒業研究で開発した防災RPG「台風にそなえて、じゅんびをしよう!」を用いた授業が、3月15日(火)に那智勝浦町立市野々小学校で実施されました。市野々小学校は、11年前の紀伊半島大水害で大きな被害が出た地域にあり、今回は5年生と6年生の12人が参加しました。 ゲームは、避難の準備や早期避難の大切さを学ぶことを目的に制作されており、台風が接近する中、主人公が自宅から避難所まで避難する設定になっています。様々な質問に答えてゲームを進めることで、災害の知識を得たり、必要な行動がわかるようになっています。 授業の後、児童からは「楽しかったし、早めの避難と事前準備がやっぱり大切なんだと思いました。」、「ゲームなので楽しんでできるし、わくわくする。今日学んだことを覚えていられそうです。」などの感想がありました。 当日の授業は、防災RPGの制作に協力していただいた和歌山県土砂災害啓発センター(所長:坂口隆紀氏)の職員のかたが講師を務め、本校の鈴木さんはTeamsを使ってリモートで出席し、ゲーム制作の目的や何を学んで欲しいかなどの話を小学生にしました。 このような授業は報道機関などにも注目され、授業当日のNHK「ギュギュっとわかやま」や関西テレビ「報道RUNNER」などで放映されました。 リモートで小学生に話しかける鈴木さん ゲームのシーン ゲームのシーン