本校留学生と河南中学校の交流会を実施 2021年12月15日|お知らせ 本校(校長:北風幸一)の国際交流推進室(赤崎雄一室長)は、12月9日(木)、御坊市立河南中学校との交流会を実施しました。本校の3年生及び4年生の留学生7名と、河南中学校の3年生36名が参加しました。 双方の緊張をほぐすためのアイスブレイクをした後、本校の留学生がそれぞれの出身国の紹介を英語で行いました。カンボジア、マレーシア、モンゴルの3カ国のプレゼンテーションに中学生は耳を傾けてくれました。その後、グループに別れて留学生一人ひとりと話をしながら、プレゼンに対する質疑応答を行いました。「カンボジアの料理は辛いですか?」「なぜ日本を留学先として選びましたか?」など、色々な質問が出ました。 次に中学生が、自ら考えた和歌山県市町村の観光プランについて英語と日本語で発表してくれました。白浜町、美浜町、日高川町について、どのルートで何時ごろに行けばいいか、何を食べるかなど緻密な旅程を教えてくれました。素晴らしい旅行計画に留学生は感心し、「和歌山県内の様々なところに行ってみたいです」とコメントしていました。 最後に、みんなで「巨大カルタ」をしました。百人一首を大きな紙に書いたものを体いっぱい使って取りに行くのですが、まずはそのルールを留学生にわかるように説明するのが一苦労でした。しかし、実際にゲームが始まると次第に理解が進み、留学生もカルタを取ることができました。 お別れの際、留学生からそれぞれの国で使われている文字(クメール文字、アラビア文字、モンゴル文字)で中学生の名前を書いたカードをプレゼントしました。英語だけでなく、そのほかの言語にも興味を持つ機会になったことでしょう。 今回の交流会は、中学生の英語教育に留まらない国際理解教育の一助になったと思います。また、コロナ禍で、本校留学生も校外へ行く機会が減っていましたが、今回、河南中学校にお招きいただき、中学生と賑やかな時間を過ごせたことで、留学生にとって良いリフレッシュの機会となりました。 本校留学生による出身国紹介 巨大カルタの様子 全員で記念撮影