本校（校長：井上示恩）は、３月２０日（水）に、和歌山高専内Garage738（大講義室）にて、「ビジネスプランコンテスト『Innovation Creator's Challenge 2024』」を開催しました。

　一昨年度から全国的にアントレプレナーシップ教育が展開されることとなり、和歌山高専においても、修学している専門教育をベースにしたスタートアップ事業のキャリア教育を実施しています。
「Innovation Creator's Challenge 2024」は、世界や地域の課題解決をテーマにしたビジネスコンテストで、高専生の起業家精神を育成し、学生たちに実践的な経験を提供することを目的として、多くの企業に協賛いただき開催しました。

　コンテストでは和歌山高専学生ら6チームが審査員の前でプレゼンテーションを行い、「最優秀賞」「Link-U Technologies賞」「石橋賞」「TODAY賞」「FIXER賞」「Prossell賞」をそれぞれ受賞しました。
　最優秀賞は、生物応用化学科学生の「アマモ場を支える適地診断事業と藻場再生ゲーム」が受賞しました。
　水質浄化や魚介類の産卵場などの機能を持っているにも関わらず、埋立てや地球温暖化の影響により減少しているアマモ場について、どの保全活動がアマモ場造成に効果があるのか不明であるという問題に対し、アマモ場の底質診断書作成サービス「Amamo Blue Earth」を提案しました。

　和歌山高専は、今後も高専生の起業家精神を育成するとともに実践的な経験を得る機会を提供していきます。