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留学生日本語スピーチ大会を開催

2021年8月6日|お知らせ

本校(校長:北風幸一)の国際交流推進室(室長:赤崎雄一)は、7月30日(金)に留学生日本語スピーチ大会を開催しました。この行事は例年、新留学生が入学した学年の友人へ向けて行うものですが、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で開催できなかったため、今年度改めて、開催しました。発表者は4年生の留学生4名で、1年生の4クラスが聞き手となりました。今年度は新型コロナ感染症対策として合同ホームルームは避け、留学生が各教室を15分ごとに回り、スピーチを行うという形式で行いました。この企画の目的は、留学生の日本語力向上のためであるとともに、1年生への国際理解教育でもあります。その両方においてとても有意義な時間になりました。
知能機械工学科4年のラビアトゥルさんは、ハキハキとわかりやすい日本語で、母国マレーシアを紹介しました。異なる文化を持つ人々が理解し合って生きていることを伝えました。また、言葉の説明の際、1年生の学生の名前をアラビア文字で黒板に書いて披露してくれました。読めないけれど、美しいハンドライティングの名前に学生たちは感動していました。
電気情報工学科4年のプレウバトさんは、モンゴルのお祭りや料理について紹介しました。お祭りの中でレスリング、アーチェリー、乗馬などをしたりするそうです。また、正月には家族が集まってご馳走を食べることや、モンゴルも「県」を使っていることなどを伝えてくれました。国は違っても、同じような習慣があることを知ることができました。
環境都市工学科4年のカンボジア出身のチンホックさんは、美しいパワーポイントと丁寧なナレーションで聴衆を圧倒しました。アンコールワットや美味しい食べ物の紹介に加え、カンボジアにまつわる豆知識も教えてくれました。特に野菜の「カボチャ」は「カンボジア」に由来することに学生たちはとても驚いていました。
この他、生物応用化学科4年のエルデネボルドさんも発表を行いました。
今後も国際交流委員会では、コロナ禍においても、こうした学生の国際交流活動を促進していきたいと考えています。

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