ロボコン部が「高専ロボコン2024近畿地区大会」出場 2024年10月17日|お知らせ 「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2024」近畿地区大会が、10月6日(日)に、京都府の舞鶴文化公園体育館で開催され、本校(校長:井上示恩)のロボコン部が出場し、和歌山高専Aチームが技術賞受賞、Bチームがローム特別賞を受賞しました。 今年度は、「ロボたちの帰還」と題した宇宙開発をイメージした競技で、エリアAからロボットがロボットを投げてエリアBを超え、エリアCにある着地スポットに着地し、エリアCからエリアAまでボール7個と箱3個を持ち帰る競技です。 着地スポットまでは5mもあり、箱やボールを回収する機構を積んだロボットを飛ばすことも難しいですが、着地の衝撃で壊れてしまわないようにすることも難しい競技です。 和歌山高専Aチーム「飛遠(ヒエン)」は、試合直前のトラブルにより箱を回収するロボットが動かなくなり、ロボット1と着地ロボット、ボール回収ロボットのみの勝負となりました。 第1試合では着地ロボットは40点取得し、ボール回収ロボットがボールを1つずつ投げてロボット1が空中でキャッチするという連係プレーをボール7個中6個成功させ、総得点を100点の同点まで追い上げましたが、着地スポットの得点が高い方が勝利というルールにより明石高専Aチームに敗北しました。 試合後、箱回収ロボットを懸命に修理しますが間に合わず、第2試合では、フルパフォーマンスを披露できないままながら近畿大学高専Bチームに90-40で勝利しました。 和歌山高専Bチーム「紫電飛動(シデンヒドウ)」は前日まで回路が動いておらず、ロボットが動かない状態でしたが、当日はどうにか動く状態となり試合を迎えました。 第1試合は着地で10点を取得し、奈良高専Bチームに10-1で勝利しました。第2試合も同様に着地で10点を取得後、ボール回収にチャレンジしますがキャッチが上手くいかず、神戸市立高専Bチームに10-40での敗退となりました。 Aチーム、Bチームともに決勝リーグへは進めませんでしたが、Aチームがボールを1つずつ飛ばしてキャッチする技術が評価されて技術賞を受賞し、Bチームが2年生が独自で開発した自作のモータドライバが評価されてローム特別賞を受賞しました。 なお、近畿地区大会の模様は、11月10日(日)午前11時からNHKの総合テレビで放送されます。 ※今後、ロボコン部は来年の高専ロボコン2025に向けて技術力をより向上させてまいります。ロボットの部品購入の為寄附を募りますので、是非ともご協力をお願いいたします。 ご協力いただける方は、ロボコン部への寄附金申込書をダウンロードの上、寄附者住所・氏名・金額・ホームページへのご芳名掲載の可否をご記入いただき、メールまたはご郵送ください。 郵送先:〒644-0023 和歌山県御坊市名田町野島77 和歌山高専 総務課 総務・企画係 詳しくはこちらをご覧ください。(申込書は上記ロボコン部用をご利用ください) 【ロボコン部Aチーム:飛燕】 藤井 咲太朗 知能機械工学科3年 下津 大地 知能機械工学科4年 高田 陸生 知能機械工学科4年 【ロボコン部Bチーム:紫電飛動】 川嶌 悠希 知能機械工学科3年 山口 蒼晴 電気情報工学科2年 松田 啓汰 電気情報工学科2年