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高等専門学校機関別認証評価について

機関別認証評価の受審について

学校教育法が改正され、「高等専門学校は、その教育研究水準の向上に資するため、教育研究、組織運営及び施設設備の総合的な状況に関し、7年以内ごとに、文部科学大臣が認証する評価機関(認証評価機関)の実施する評価を受けること」が義務付けられています。(学校教育法第109条第2項、第123条及び学校教育法施行令第40条)

機関別認証評価について

(独)大学評価・学位授与機構が、国・公・私立高等専門学校からの求めに応じて実施する高等専門学校機関別認証評価は、我が国の高等専門学校の教育研究水準の維持及び向上を図るとともに、その個性的で多様な発展に資するよう、以下のことを目的として実施されます。

  1. 高等専門学校機関別認証評価に関して、機構が定める「高等専門学校評価基準」に基づいて、高等専門学校を定期的に評価することにより、高等専門学校の教育研究活動等の質を保証すること。
  2. 評価結果を各高等専門学校にフィードバックすることにより、各高等専門学校の教育研究活動等の改善に役立てること。
  3. 高等専門学校の教育研究活動等の状況を明らかにし、それを社会に示すことにより、公共的な機関として高等専門学校が設置・運営されていることについて、広く国民の理解と支持が得られるよう支援・促進していくこと。

評価の内容について

 認証評価は、(独)大学評価・学位授与機構が定める「高等専門学校評価基準」に基づいて実施されます。高等専門学校評価基準は、下表に示すように11の基準と2つの選択的評価事項で構成されています。11の基準は、教育活動を中心として高等専門学校の総合的な状況を評価するためのものであり、基準ごとにこれを満たしているかどうかの判断を中心とした評価が実施されます。選択的評価事項は、その評価を希望する高等専門学校のみを対象として、各高等専門学校が有する目的の達成状況等についての評価が実施されます。

基準1 高等専門学校の目的
基準2 教育組織(実施体制)
基準3 教員及び教育支援者等
基準4 学生の受入
基準5 教育内容及び方法
基準6 教育の成果
基準7 学生支援等
基準8 施設・設備
基準9 教育の質の向上及び改善のためのシステム
基準10 財務
基準11 管理運営
事項A 研究活動の状況
事項B 正規課程の学生以外に対する教育サービスの状況

本校における受審について

和歌山工業高等専門学校は、平成17年度及び平成24年度に「高等専門学校機関別認証評価」を受審しました。
その結果、平成25年3月27日付けで、『和歌山工業高等専門学校は、高等専門学校設置基準をはじめ関係法令に適合し、大学評価・学位授与機構が定める高等専門学校評価基準を満たしている』と評価されました。

特に、以下3点について優れた点として評価されました。

  1. 電気情報工学科4年次の「システム設計」、物質工学科(現生物応用化学科)3年次の「自由実験」では、学生が独自に設定したテーマについて設計や実験を進め、進捗状況に合わせて教員が助言をし、創意工夫を発展させるなど、創造性を育成する教育方法の工夫を図っている。
  2. 「工学特別実験」の創造デザインでは、テーマに対する問題点や解決策を出身学科の異なるメンバーのグループで検討させ、専門や視点の異なる意見交換を通じて、創造性の幅を広げ、異なる視点から創意工夫を発展させるなど、創造性を育成する教育方法の工夫を図っている。
  3. 就職について、準学士課程、専攻科課程ともに就職率(就職者数/就職希望者数)は極めて高く、 就職先も、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業などの当校が育成する技術者像にふさわしいものとなっている。進学についても、準学士課程、専攻科課程ともに進学率(進学者数/進学希望者数)は極めて高く、進学先も学科・専攻の専門分野に関連した工学系の大学や大学院となっている。
機関別認証評価認定証

機関別認証評価認定証

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